2年後
この日のことを記事にするかどうか散々迷ったが、まったく触れないのも不自然なので。
過去にもいろいろ書いているので、ここで改めて何か書こうにも、同じようなことの繰り返しになるので、やめておく。
被災地の復興は遅々として進まないようだが、私が住んでいるエリアを見ていると、あの日のことがまるでなかったかのように、以前のままである。
夜は以前と同じく、ぎらぎらと明るい。
それを維持するために、全国の原発もこれから次々と再稼動するのだろう。
結局、日本は何も変わらないということか。
なんだかんだ言いながらも、私も被災地からは離れたところに住んでいる人間である。
だが、あの日を遠い過去の記憶にしてしまうのが恐い。そうなってはならないと思っている。
この記事へのコメント
風評被害がどうにかならないものかと言ってます。そういうことを聞くとやりきれなくなっちゃいます。
福島を見ているのに、青森県は原発にしがみついています。
安全健康よりも、お金、なんですね。
たった2年なのに問題は風化しつつある。
いろいろ考えさせられる『2年』ですね。
彼らはこの2年間にすっかり大人になりました。同じ2年間が日本にも、私にも流れたのだと思うと、もっと気を引き締めないといけないなと感じます。
リュカさん、
福島県が震災直後からの放射線量の測定データを失くしてしまったとか言っているようですが、そういう原子力に群がる人たちの言動が不信感を生み、風評被害につながっているのだと思います。
真実が隠されているので、へんな想像ばかりしてしまうんですよね。
HIROMIさん、
原子力関連の補助金なしでやっている自治体のほうが圧倒的に多いというのに、よほど甘い汁なんでしょうね。
alohaさん、
完全に被災地は取り残されていますよね。
阪神のときはこんなんじゃなかったはずなのに。
めぎさん、
同じ2年間のはずなのに、しっかり成長されためぎさんの教え子さんたちとは対照的に、日本の2年間は成長しているように見えないのが残念です。
kiyoさん、ソニックマイヅルさん、nice! ありがとうございます。
また同じような事故が起こりうるかもしれないのに。
そう簡単な問題じゃないというのはよくわかりますが、
今考え直さずいつ考え直す時があるのかと思ってしまいます。
完全に後世への問題先送りですよね。
たったひとつの事故の処理もできないというのに。
knackeさん、ちんくろ2級さん、(。・_・。)2kさん、nice! ありがとうございます。